IPO初値予想は最低限度額で決まった西武でも難しい

IPOの初値予想は株価予想の中でもとくに難しいものであり、全くデータのない状態で最初につく値段を予想するわけですからこれは非常に難しいものとなります。
初値が高騰間違いなしといわれるようなIPOであればどれだけ上昇するのか予測もつかないものですが、その逆として公開価格我が濃厚と予想されるようなIPOの初値予想を的中させるというのも難しいものになります。

西武ホールディングスは東証一部の超大型IPOとして注目を集めましたが、投資家たちとしてはそれは良い方の注目としてではなく悪い方の注目が多くありました。
ブックビルディングの段階で、最低限度額の公開価格で決まった西武ホールディングスは、IPOとしては人気がなく最低限度額で決まったにもかかわらずその最低限度額よりも更に下回って、初値が付くという初値予想が多かったのです。

初値が公開価格を上回ることが多いIPOにおいて、ここまでマイナスの評価を受けるということも、少ないものですが当時は大型IPOの公開割れが続いておりその結果として投資家マインドが非常に悪くなっていて、そこへ持って超大型案件である西武ホールディングスの上場だったため初値予想は皆きびしめのものでした。
しかし、結果としては初値は公開価格と同値の1600円から始まり、波乱があるかと思いきやその後順調に株価を上げていくこととなったのです。
このように初値予想というのは割れることが非常に高いというものであっても、その時の地合であったり実需の傾向によって割れることがなくそのまま株価が上昇していくこともあるため、全く予想のつかないものとなっています。
ただし、それでもある程度の傾向というのは見られるわけですから、リスクを抑えたい人はあえてリスクをとる必要もないものとなっています。

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