2014年IPOの9月の銘柄アンビション

IPOは、上場していない企業が新たに株式を証券市場に上場して、投資家に株式を取得させることです。これにより、企業側は直接金融による資金調達が可能となる上に、社会的な認知度や信用度を高める効果も期待できます。そして、既存株主も保有している株式を売却することにより利益を得ることが出来るというメリットがあります。さらに、IPOは投資家にとっても非常に魅力的ということで注目されています。

2014年には、77社が新たに上場したのですが、その内の実に59社は公募価格よりも初値の方が大きくなっています。つまり、上場前に株式を入手していれば、上場日に売却するだけで利益を得られるということになります。9月の銘柄のアンビションは、投資家側が儲けることが出来たケースの一つです。

アンビションは、賃貸物件の仲介・斡旋及び賃貸住宅用の転貸借用物件管理を事業としている企業です。公募株数は296,000株で、売出株数の320,000株との合計616,000株が当選株数となります。売買単位は100株なので当たりは6,160枚となり、やや当たりにくい部類となります。

そして9月19日のIPOでは、公募価格960円に対して初値は1555円を記録しています。これは62%のプラスで、100株換算では6万円の利益を得られたということになります。アンビションは、普通の賃貸不動産業者ということで、特に市場の注目を集めていたわけではありません。しかし、結果的には投資家に対して堅実な利益を与えたということになります。これは、企業のブランドイメージを良化させる効果へとつながります。企業と投資家の両方かメリットを得られるということが、IPOの利点と言えます。

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